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バカラッシュ

バカラッシュ

Jazz Guitar弾きです。
練習しながら忘れないように記録します。




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実験くん Nutubeでギターを弾いてみる。

先日、Make Faireで先行販売されたKORGの新世代真空管"Nutube"ですが、
ボチボチ音を出した人たちのレビューがネットに出てくるようになりました。
私も、会場販売していたヘッドフォンアンプのキットを購入して、実際に音を聴いてみました。
Nutube2.jpgNutube3.jpg

この辺りの簡単な記事はこちらになります。

夏休みの工作 スピーカとACケーブルとNutube

ヘッドフォンアンプは、固定バイアス(正バイアス!)の12V駆動のNutube増幅回路の前後に、
FETによるソースフォロアを追加し、ラインアウトを出すタイプ。
(ヘッドフォンの駆動は、この後専用アンプICで行います。)

私にはオーディオ的な評価はできませんし、本来の興味はギターの増幅素子に使えるかなのです。
ということでヘッドフォンアンプキットにギターを突っ込んでみました。
元々は、Nutubeだけ外してブースター的なものを作るつもりだったんですが、
ピン間隔が2mmと特殊なのと、キットの回路がギターも入力できる感じだったので
まずは、そのままギターを繋いで弾いてみました。

Line6のBacktrackというループ録音機にフレーズを録音し、
それを音源にして、以下の系で録音しました。
Backtrack--> Booster --> HeadPhone Amp(Nutube) --> Pod HD

Boosterは自作でポリトーンの初段をコピーしたもの。
(基本的には色付け無しのクリーンですが、少しゲインをとって、Nutubeを歪ませます。)
BuffCheck6.jpg

何はともあれ、音を聞いてみてください。

Nutube.mp3 いつも通りヨレヨレじゃねーかとかの演奏批判は知らんぷりだ。

原音 --> Nutube(歪み小)--> Nutube(歪み中) -->Nutube(歪み大)の順です。
歪み大といっても、軽いクランチ程度です。
私にとっては、軽く歪んで艶ありになる当たりが大事なんで、歪み量はこんなもんです。
実は、L-Rをカスケード接続して2段増幅によるハードディストーションも試してみたのですが、
低域の暴れが出て、あまり良くありませんでした。
もっと歪ませるんなら、preEQ的な歪み向けの音作りが必要かもしれません。
(ま、ヘッドフォンアンプ代用じゃあねぇ。)

Audacityでスペクトルをとってみました。
orginal.jpg
原音
Tube.jpg
Nutube歪み大

判りにくいですが、2kより上の倍音相当が若干持ち上がっている感じです。

弾いた感触は、鈴鳴り的な高域の軋みがあって、ニュアンスも出るし面白かったです。
この鈴鳴りはもしかしたら、マクロフォニックノイズかも知れません。
嫌な音ではなく、逆に色付けが気持ち良いのですが、
最終的な製品の場合は、マイクロフォニックノイズ対策は結構大変かもしれませんね。

なかなか素性が良いので、やっぱりもう少しB電圧をあげて試したいところです。
Make Faireで素子単体も買っておけば良かった。

早く一般販売しないかなぁ。
どこか販売情報あれば教えてください。

久しぶりの実験くんでした。

実験くん Oyaideの短尺セールは楽しいのです。

月1くらいのペースで、秋葉原でセッションというか呑み会をするんだけど、
その前にオヤイデ電気を覗くのが恒例なんだ。
オヤイデ電気っていうのは電線専門のお店で、
ケーブル自作派には有名なんだけど、結構高いんだよね。
同じものなら向かいのラジオデパートのトモカ電気のほうが安い。
じゃ、なんで覗くかと言うと、店頭に短尺、端切れケーブルの安売りコーナーがあるから。

オヤイデで扱っている色んなケーブルの端材が置いてあるんだけど、
オヤイデブランドのギター用ケーブルがあるときは小忠実に回収って、買うんだけどさ。
そんなこんなで、それで作ったケーブルがかなり貯まりました。

オヤイデは、同じケーブルでも芯線や絶縁体の素材違いのバリエーションがあるんだ。
そういうのを纏めて比較したら面白いかなと思い、
久し振りの実験くんをやってみようというのが今回の趣旨です。

録音環境は、
Archtop Tribute AT-130(P-90 フロント) -> 試奏ケーブル(3.5m位) -> TASCAM GT-R1
で、アンプシミュレータ等一切無しのノーエフェクト。
PC上でトリミングした後にMP3に圧縮。まぁ、web上なんで泣く泣く圧縮。
比較という意味ではそれほど影響は無いと思う。
えーと、その、演奏がよれているとかの批判は勘弁してくれ。

因に、各オヤイデケーブルの説明はオヤイデのONLINE SHOPにあります。
ギターシールドケーブル音質の違い(改訂版)

それじゃ、現行のケーブルから
Force77.mp3
gspot.mp3
QAC202-LCOFC.mp3
QAC202-OFC.mp3
(一部、リンクがおかしかったのを修正しました。13.09.30)

基本的にオヤイデのケーブルは、ワイドレンジというより中低域重視のギターらしい音です。
QAC202で、芯線の素材がOFCとLC-OFCの2種があるんだけど、意外に違いますね。
LC-OFCのほうがすっきりしているんだけど、値段も3倍くらい違う。

次は、生産中止になっているケーブル。
PA-01.mp3
PA-01H.mp3
DAIYU.mp3

PA-01とPA-01Hは今度は、絶縁体の違いです。
これはもっと違いますね。明らかに01Hはハイ落ちしてます。
絶縁体で静電容量が随分変わるんですかね。
DAIYU(大雄電線製)というのは、カタログにも載っていないみたいですが、
短尺ケーブルコーナーで見かけたんで買ったものです。何かの試作品かな?
ちょっとバシャバシャした薄い感じの音ですが、かなり安かった記憶がします。

せっかくなんで、これまで実験くんに登場しなかったケーブルも載せてみましょう。
Mogami2524.mp3
PRS.mp3
GeorgeLs.mp3
Vox.mp3

mogami2524はScott Henderson御用達で一躍有名になったケーブル。
ワイドレンジでは有りませんが、妙にコンプっぽいアタックが有って面白いです。

PRSは、VAN DAMME社にPRSが発注したケーブル。
わりとフラットで、妙に柔らかいケーブルで使い易いです。

George L'sはもう有名ですが、こうやって比較するとヤッパリ良いケーブルです。
よくギター向きの音色という宣伝文句がありますが、George L'sのためにある言葉ですね。

VoxはVovoxじゃなくて、あのアンプメーカーのVoxのケーブル。
時々投げ売りしてるんだけど、結構良く出来たケーブルです。
プラグのデザインが好きじゃないんだけど、気にならなければオススメ。

最後は、マイクケーブル系の2芯モノ。
Mogami2549.mp3
VAM265.mp3
Belden88760.mp3

方向性を付けて配線してます。マイクケーブルはBeldenの8412もそうですが、
若干ハイ落ち傾向がある気がします。その中で、Vital AudioのVAM265は、
セミアコなんかに使うと、箱鳴りが良い感じに表現できて私のお気に入りです。
ただ、ギター用や切り売りをしていないので、同社のマイクケーブルのコネクタを
ぶった切って作るしかないのが難点。

88760は、屋内非常配線用ケーブルの流用らしいですが、妙に評価が高いケーブル。
ただ、もの凄く固いし、ケーブル叩きノイズが出まくりなんで実際には使えないと思います。
妙に、フラットですけど、、

ということで、一応まとめとして、今回のケーブルでの私のお気に入りは、
George L'sとQAC202-LC-OFC、VAM265あたりですかね。
いやぁ、George L'sの良さを再確認した実験でした。



以上、私の感覚で書いていますが、こんなのは人夫々。
聴いてみて気に入ったら、オヤイデでも行ってみましょう。
あ、短尺コーナーは、、わたしの、、いや、良いです。

実験くん Jazz屋のJC120対策

日本のギター弾きなら、アマ、プロ問わずJC120を弾いたことがない人はいないと思われ、
まぁ、その位スタジオ、ライブのお店での存在確率がすごく高いアンプなのだ。

その割にJCは嫌われていて、特に歪み系をサウンドの基本にしている人たちなんかは
蛇蝎のように嫌っているような気がする。
そこまで嫌われているならスタジオも入れなきゃ良いと思うのだが、
メンテナンスフリーだし、リーズナブルな値段の割には、音量は爆音レベルまで出せるし、
確かに不特定多数を相手に商売する側にとっては、都合のいいアンプなのかもしれない。
(ただ、高校生辺りに無茶され、ジヤックはガタガタ、スピーカはヘロヘロの満身創痍なJCも
結構多くて、それはそれなりに涙を誘うのだが、、)

通常JC対策というと、質の良い歪み系を繋いでJCのキャラを消して使うということが
一般的で、これについては、僕がよく覗いて参考にさせて頂いている
たてべさんのthe crying machineというブログの記事に詳しく載ってます。

Roland JC-120


この中の軽く掛けたRATというのは、ドライブとフィルタの設定が微妙なんだけど
うまくやると弾いていて楽しいクランチトーンで結構使いやすい。

Jazz屋はそこまでJCに嫌悪感を持っていないと思うが、
出来ればPolytoneを、Twinを!という気持ちになることも確かだ。

ということで、よくライブを見に行くジャズギタリストのぼんばさんの発案で、
”Jazz屋のJC対策会”を開催し、ご近所のギター弾きtitoさんも交えて
なんとかJCから良質なJazzToneをと、スタジオのJC120を相手に試行錯誤してみた。
ところが、しばらく遊んでいると試奏担当のぼんばさんが
"なんか妙にこのJC良い音なんですけど”と言い出した。
確かに、いつもの嫌らしい帯域の引っかかりが無い。もしやと思い裏を見ると
なんとスピーカがFender純正品に交換されていました
以前、エレボイに交換されたJCがすごく良い音だったという話を聞きましたが、
ここまでスピーカの影響が高いというのは驚きです。
結局、高価なエフェクタを用意するくらいならスピーカを交換するというのが
手っ取り早いJC対策なのかもしれません。ただ、スピーカを持ち歩く訳にも行かないし。
JCのプリアンプのキャラは健在なので、こちらへの対応と言うことで実験を続けた。
軽ーく歪ませるというのも現実的な解なのですが、今回はクリーントーンに限定してみた。

まず、JCのみでEQ設定の実験なのだ。ぼんばさんが弾いていたのは
フロントのハムを乗せたテレキャス型のホローボディです。

JCのEQ回路はFenderの伝統的なEQ回路なので、
トレブル、ベースはブーストのみ、ミドルはカットしか出来ない。
つまり周波数特性がフラットに近いのはT:0,M:10,B:0という設定なのだ。
この設定と所謂普通のT:5,M:5,B:5の比較です。
Ch1L_5_5_5.mp3
Ch1L_0_10_0.mp3
同じ設定で入力をHにしたもの。
Ch1H_5_5_5.mp3
Ch1H_0_10_0.mp3

次に、使いこなし例でよく出てくるチャンネルリンク。
CHのLにギターを繋いで、CH1のHとCH2のLを短いシールドでリンクした。
まずどちらのEQもT:5,M:5,B:5
Ch1LCH2L_5_5_5.mp3
どちらのEQもT:0,M:10,B:0
Ch1LCH2L_0_10_0.mp3
CH1がT:5,M:5,B:5でCH2がT:0,M:10,B:0
Ch1L_5_5_5Ch2H_0_10_0.mp3

次はクリーンブースタ系で色付けしてみた。
まずCH1のL入力にXoticsのRCBoosterをT:4.B:6にして繋いだ。JCのEQはT:0,M:10,B:0
Ch1L_0_10_0RC_T4B6.mp3


RCBoosterをアンプシミュレータ設定にしたKORGのPandraPX3TB(ベース用)に変更し、
JCのトレブルを若干あげたT:2,M:10,B:0設定
Ch1L_2_10_0Pandra.mp3



次に、背面のリターンに直接RCBoosterを繋いで、JCのプリアンプを使わない設定。
MainInRC_T5B7.mp3

先入観無しで聞いてみて、いろいろ感想をきかせて頂けるとうれしい。
個人的にはEQの設定は結構効く気がします。0,10,0基準の方が設定しやすいかな。
ただ、他の楽器と混ざったときに、抜ける音になるかがこの実験では判らないのが残念。

本当はかなりいろんなエフェクタを試してみたのですが、
(ZoomのPD1とかから、BEHRINGERの真空管マイクアンプ、自作PolytonePre
果てはVoxAC1のラインアウトまで、、)結局JCのプリアンプのキャラが強すぎて
あまり抜本的な解決にならない感じでしたね。

えーと、最後に、スタジオにあったFenderTwinも録音してみました。
多分スピーカは今回録音したJCと同じものだと思う。設定はT:0,M:10,B:0です。
TwinRevL_0_10_0.mp3

どうだろう?やっぱり敵わないですか?

実験くん Bufferってどうなの? その5

さてさて、Bufferも今回で最後にする。
最後は、ICというかopampを使ったBufferの音をアップロードしてみる。
回路的には、普通のゲイン1の非反転増幅によるものだ。
使ったopampが2回路入りタイプなので、一個は信号系のBufferに使って、
もう一個は、抵抗分圧で作ったバイアス電圧のBufferにする。

これは、バイアスから電流を取る時には有効な回路なので、
自作で2回路入りのopampの片側が余ったら、バイアスのBufferに使うと良い。

という、相変わらず眠くなる話なので音の方に行く。

IC4558D.mp3 まずは定番中の定番。まとまる感じ。
IC4559D.mp3 4558の広帯域版、だからといって高音質という訳でもない。ちょっと薄いか?
IC072.mp3 FET入力タイプの定番。派手になる感じだけど、ギター向きではある。
IC082.mp3 072の広帯域版。なぜか薄くなるのは4559と同じ。
IC4558DTuya.mp3 プレミアがついている艶有り4桁シリアルというヤツ。
まとまっていて使い易いけど、バカみたいな金額を出して買うものではないと思うな。
IC5532.mp3 一世を風靡した、音響用opamp。個人的には一番好き。
600Ωも駆動できるので、バッファには最適なのだが、入力インピが低いのと
低増幅率で発振するので本当はこの使い方はNG。でも、やっぱり良いな。

opampバッファは、電気的にはこれまでの一石系のものに較べると
すっと上なのだが、それがそのまま良い音かと言うと、難しい。

しかし、なんで4558の艶有りパッケージの4桁シリアルがそこまで
もてはやされるんだ?絶対、艶有りという部分に惑わされている気がする。

ということで、長らく続いたバッファシリーズもこれで終わり。
色々なバッファを紹介したけど、ここまでに実験結果から、
高品位なブースターを設計中だ。いつかここで紹介できると良いな。

Booster.jpg

(試作品なのです。)

つきあって読んでくれた人がいたら、ありがとう。

実験くん Bufferってどうなの? その4

ここまで、色々なタイプのBufferを実験、紹介してきたのだが、
どうも、実際に使うプレーヤー側に、Bufferの理解に誤解があるように思う。
(恐ろしいことに、売る方も同じように誤解している場合が見受けられるのだが、、)

解説記事やHP等では、

Bufferはハイからローへのインピーダンス変換を行う。”
”ローインピーダンスノイズに強い”
インピーダンスはロー出しハイ受けが基本”

というような記述が多い。それぞれは間違っている訳ではないのだが、
実際にバッファを通して、ギターアンプやエフェクタのハイ側の入力に繋いで、
"ローインピでノイズが消えるのだ、ヤホー!”
とやると、全然ノイズが消えてなくて、
それどころかバッファで使っている素子の出すノイズが目立って、
“アレっ?(涙目)”
となることが結構あるような気がする。
これは何が悪いのかというと、
インピーダンスはロー出しハイ受けが基本” <ー これが間違いなのだ。

”ハイ出しならハイ受け、ロー出しならロー受け”
が正解。

だから、バッファを通したら、ギターアンプはローインピ入力に繋ぐ。
バッファにより強くなったギターの信号は、音色、音量変化無く再生されるが、
飛び込んだノイズは弱くてローインピ入力を駆動できず音量が激減する。
だから、ノイズが減るのだ。

(因に、ロー出しハイ受けは電圧伝送的には正解。でもこの意味が分かる人は
 ノイズを減少させる時にはハイインピ入力は使わないはず。)

インピーダンスの理解は判り難いのだが、旨い説明の例で
"ゴジラ松井とメジャー仕様バットとスイングスピード”
matsui.jpg

というのを思いついたので、別の機会に説明したい。

ただギターアンプやエフェクタのLow入力は、“ローゲイン”であって
”ローインピ”ではないことが結構あるので、ちょっと厄介なのだ。
そんな時のために、どんな入力もローインピ受けにしてしまうケーブルを作った。
Low-Z Cable
10kの抵抗がミソだ。
さっきの例で言うとこれが”メジャー仕様のバット”です。
松井(バッファ)じゃないと振り切れないのだ。

ちょっと脇道にそれたけど、次こそIC Bufferを紹介する。

もう意地なのだ。止めろッと言われても今では遅過ぎたなのだ。(byヒデキ)

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