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バカラッシュ

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Jazz Guitar弾きです。
練習しながら忘れないように記録します。




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iRigを作ってみた。その4 自作するということ

昨年末にLine6から出たMobile inは、iPhone/iPadの楽器入力デバイスの決定版だと思う。

iRigのようなiPhoneのマイク入力を利用するものではなく、USB系でインターフェイスする。
なんといっても24bit/48kHzでデジタルI/Fなのが凄い。
これまでもデジタル系の音声I/Fはあったんだけど、24bit/48kHzというスペックは達成されていない。
Line6ってドライバ作るの上手いんだなぁ。正直、メーカーの本気を感じる。こりゃかないません。

実はiRigモドキも色々地味に実験を続けていたんだけど、いろいろ自作の意味を考えちゃうんだよね。
結局、マイク入力に重畳されてる電圧を使って回路を駆動するのは、ダイナミックレンジ的には無理がある。
駆動電圧が足りなくて直ぐ歪んでしまうんだ。

基本的に、この回路で十分なはずなんで、これを元に定数をいじってみた。
iRig-Simple-schema.jpg

なるべくゲインを低くして、歪みを押さえたいので、R2を大きくしたい。
ところが、iPhone側がマイク入力に接続された機器を認識するには、ある程度電流を流さないとダメらしい。
どうも、R2は10kあたりで認識しなくなる。安定して認識するには1kくらいが良い。
ただ、1kではゲインが高過ぎて歪みっぱなし。参っちゃうね。

じゃ、本家はどうしているかというと、最初にガツンと1/10位に減衰させちゃう。
それから、それなりのゲイン(R2=1k相当)で増幅するんで、歪まないし認識は安定する。

ただ、これS/Nは酷いし、ゲインが大きいんでハウリングも起き易い。
iRigはソフト的にノイズゲートやアンチフィードバック処理して逃げてるけど、
あんまり音良くないんだよね、この処理。

ということで、僕のiRigモドキはR2=4.7kにしてます。
これだと、ギリギリ認識するし、ゲインは1以下になると思う。
ただ、ギター側のボリュームが10だと歪んでしまうので、5くらいで使用する。
これで、S/N,耐ハウリング特性も本家より良くなる。
少なくとも無茶な歪ませ方をしない限り、ノイズゲートもアンチフィードバックもいらない。

商品として売るなら、どんなギター、設定でもある程度まともに使えないといけないんで、
IK Multimediaの設計ポリシーは正しい。
逆に自作するなら、自分の使用状況に応じて設計すれば良い。
なんか、今の自作の人ってこういうことしないよね。
何でもコピー、ネットで回路探して、そのままコピー。
まぁ、よろしいんですけど。

今度は電池で普通に駆動するタイプのものをつくることにします。

iRigを作ってみた。その3 いろいろ雑感

iPhoneのアプリケーションのAmplitubeと、ギター入力I/FのiRigは結構人気のようで、
僕の自作記事も、検索して見に来てくれる人がいるみたいだ。

iRigを作ってみた。その2 完成したのだ。
iRigを作ってみた。

これまでiRig独占だった入力I/FもPeaveyのAmpkit linkという製品も出てきた。

こちらも、Amplitube同様、最小セットのアプリは無料。
早速ダウンロードして試してみたけど、自作iRigで問題無く動作。
かなり歪んだドライブサウンドはこっちの方が気持ち良い。
さすが、エディーの5150アンプメーカーだね。

その他にもPocketAmpというアプリもある。
どれも無料のお試しバージョンを用意して、そのあとの追加パックで儲けるビジネスモデル。
確かに別のアンプが欲しくなる。大体、お試しアンプは歪み過ぎなんだよね。

ところで、どうもこの辺りのwebの紹介記事で気になることがいろいろある。
Ampkit linkは電池で動作するので、

Ampkit link = アクティブI/F (だから高性能!!)
iRig = パッシブI/F

的な紹介記事が多いんだよね。
勿論、iRigは電池が要らないI/Fだけど、iPhone側から電源を供給されているので
iRigもアクティブI/Fだぞ。まぁ、供給電圧が低いから、独立の電池で動くAmpkit linkより
ダイナミックレンジが低いのは確かだから、Ampkit linkが高性能というのも判るんだけどさぁ、、

なんというか、設計的に”電池積んじゃ面白くねーよ”と思う訳ですよ。
iPhoneが携帯デバイスなんだから、なるべく小さく作るのが苦労のしどころだろ?
電源もiPhoneから貰って、電源線と出力線を兼ねる回路を考えるのが筋だと思うんだよね。
そりゃ、電池積んだらその辺の苦労を全部放棄って感じがするんだよ。
性能重視っていってもさ、なんか、
カップラーメンの具にステーキとか入れる感じ。
やっぱカップラーメンなら具は乾燥肉だろ
(何の話だ。)

僕の自作iRigも電池積むどころか、もっと大きな筐体に組むなら色々出来るんだけど、
あのジャックの中になんとか押し込みたいというところが自作の意味だと思うのです。

この頃、エフェクタの自作をやる人、さらにはそれを商売にする人も結構居るんだけど、
単にコピーして作っても、そんなのハンドメイドの意味ないと思う。

何はともあれ、せめてちょっと高級乾燥肉にしたいという人のために
高級乾燥肉iRigの回路も載せておく。
(正直、前回の回路は少し入力オーバー気味なんで。出力を分圧しておいた。
 あとは、ちょっとしたおまじない部品の追加)
iRig#2

電池バージョンにしたい人は、ま、普通のバッファを設計すればよろし。

そのうちホントに即席ラーメンネタもやりたいです。

iRigを作ってみた。その2 完成したのだ。

明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。

と、挨拶する必要性を自問するマイナーなブログなのだが、
よければ時々覗いてコメントなんか書いてくれると、図に乗ります。

さてさて、去年後輩から購入したiPod Touchは意外にアプリが面白く、
その中でもIK MultimediaのAmplitubeというギターアンプシミュレータが
良く出来ていた。
アプリは無料の簡易版があるのだが、ギター用の入力ケーブルiRigが有料なので
まぁ、自作の虫が疼いて、一応適当に作ってみた。

(その時の記事です)iRigを作ってみた。

iPod/iPhoneのイヤホンジャックは、特殊な4極プラグを使うと
マイク入力ができて、しかもそこには電源用の電圧も重畳されている。
そこで、以下のようなポリシーで作った。

1. インピーダンス変換用のバッファを内蔵する。
2. 電源は、iPod側から供給する。
3. 回路は極力簡易化して、ギター用のジャックに内蔵してしまう。

ただ、iPod/iPhone側の受けの回路が判らなかったので、こんなもんかなという
想定のもとで作ってみたのだが、どうもゲインが足りないし、かなりのハイ落ちという
ちょっと残念な結果だった。

今回、iPod側の入力回路が有る程度判ったので、設計し直してみた。
以下が、その回路だ。
iRig-Simple-schema.jpg

以下は、ちょっと詳しい人向けの解説。

(元々、Buffur出力と電源供給を兼ねる回路を考える必要があったのだが、
iPod側にDCを切るCが入っているかが判らなかったから、ちょっとトリッキーな
回路にしていたのだが、iPod側にCが入っていたので、シンプルな自己バイアスの
FET増幅が使えるようになった。
ただ、自己バイアスなんでFETは246とか30とか低gm限定。
R2は要調整。自分のギターの出力の大きさで変えて欲しい。)

出来上がりは、こんな感じ。回路はギター用ジャック内に組み込んだので
シンプルでしょう?(自作iRigは色々有るようだが、最もシンプルだと思う。)
iRIG5.jpg iRIG1.jpg
右の写真が、内蔵した回路。(修正前なんでタンタルが有るけど、これは取りました。)

4極のプラグや、使った金属系のジャックは全てマルツで入手。
(4極ケーブルのプラグ内の配線が大変だし、加工しないとケーブル二本出しは難しい。
回路の内蔵が難しい時は、ギター専用としてR1も省略可、でも付けた方が良いよ)

じゃ、早速音をどうぞ。エフェクトは全てAmplitubeの簡易無料版だけ使いました。
録音もこのソフトで出来るので、切り取り編集だけPCやりました。
iRigSample1.mp3 
クリーントーンだけど、無料版はマーシャルしかアンプモデルがないので歪み気味。

iRigSample2.mp3 ドライブトーン。(ルセーなぁ こういうの苦手なんだってば。)

いやもう、楽しくて結構夢中になってしまいました。
ただ、使っているのが昔のiPod Touchなんで、レイテンシ設定を遅くしても
処理が間に合わずたまに音が途切れる。(クリーントーンの最初の方で、入っているノイズがそれ)
ソフトも簡易無料版はアンプモデルがマーシャルだけだし、エフェクトも少ない。

うーん、新型iPhoneや有料版のAmplitubeが欲しくなりました。
新年早々恐ろしい物欲との攻防です。

因に、紹介した回路で自作してみようとする人は、
ご自由にどうぞだけど、自己責任でね。
iPhone壊れたぞゴラァ!とか言われてもこまるので。)

まぁ、当然だけど、製品版買った方が良いよ。
と、さりげなくアフィリエイトです。



追加記事
iRigを作ってみた。その3 いろいろ雑感

iRigを作ってみた。

iPhoneを持っている人の数が大分増えてきて、僕の周りでもちょくちょく見るようになってきた。
僕はあまり携帯を使わない(=掛かってこない)のでそれほど欲しくないのだが、
後輩が電話以外ほぼ同機能のiPod Touchを譲ってくれた。

iPod TouchにiReal Bookで老眼はどうする。

多機能で色々便利なのだが、単純な携帯音楽プレーヤとしてはどうかなぁと思う。
音楽を聴くだけなら初代の(発火バッテリーで有名な)iPod nanoのほうが使いやすい。
多機能って別に便利じゃないんだよね。
でも、せっかく譲ってもらったんだから、なんか面白い使い方は無いかなと
探していて見つけたのがこれ。



AmplitubeというPC向けのギターアンプシミュレータソフトを出している
IK MultimediaのiPhone/iPad用のギターアンプシミュレータで、
専用のiRigという接続用のケーブルを使ってギターとiPhoneを繋ぐらしい。
でね、iRigは4,830円らしいのだが、iPhone用のソフトは機能限定だけどFree版も有るらしいのだ。

そりゃ、iRig作っちゃおうとなりますよ。

iPhoneのイヤフォンジャックは4極になっていて、通常のLR出力以外に
マイク入力もあるので、ここにキターを突っ込めば良いのだ。
ということで先日秋葉原に行く用事があったので、部品買ってきました。
どうしても必要だった4極のミニプラクはマルツに有った。
(というか、その日マルツのT部長とセッションして呑んだんだけどね。)

早速、Free版をダウンロードしてiPod Touchにインストール、
変換ケーブルを組み立てて、ギター繋いでみました。
結果は、一応鳴るんだけどインピーダンスが合わないんで、
ギターのボリュームを少しでも絞ると音が消えてしまいます。
取りあえずバッファを繋いでみたら、これで問題無く使えます。

ま、バッファを繋げられるんならこれでも良いんだけど、
やっぱりね、iRigみたいに直接iPod Touchに繋げた方が便利なんで
簡単なバッファを内蔵させちゃいましょう。
(実は、イヤフォンジャックのマイク入力には電源用の2.7Vが重畳されているので
 これを電源にバッファを動作させられるのだ。)

作りました。ちょっと大変でした。老眼だし、
iRIG1.jpgiRIG3.jpg
iRIG2.jpgiRIG5.jpg
ネットを検索するともう既に自作をしてる人もいて、その人は2石でゲインを取ってるのだけど、
そうすると内蔵できないんだよね。なんで、自己バイアスのFETバッファで
ケチケチにした。(FET一個、抵抗2個、タンタルコンデンサ1個のみ)
写真を見ても、これくらいが内蔵の限界だ。チップ部品は僕の目の限界を超えてるし、、

鳴らしてみたんだけど、やっぱり自己バイアスだとゲインが落ちるし
電源電圧が足りないせいかかなりのハイ落ち。
やっぱ、ゲイン取らないとダメかなぁ。あと一本抵抗入るかな、、

iRIG4.jpg

ま、でも面白かったんでこれで良いとする。
会社での練習アンプに使うのだ。

見せびらかすのだ。

でも本当は、製品を買った方がずっと良いと思う。
(自作の結論ってこんなもんだよね。)


さりげなくアフィリエイト。すまん。

--- 追記 --- 2011, Jan. 15---------
自作iRig完成版の記事はこちらです。よければどうぞ。
iRigを作ってみた。その2 完成したのだ
iRigを作ってみた。その3 いろいろ雑感

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