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バカラッシュ

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Jazz Guitar弾きです。
練習しながら忘れないように記録します。




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DACを作ろう その3 ”コンデンサ交換の意味"

中華DAC(DN-68854)には当然中華ケミコンが実装されている訳で、
これがまた直ぐ容量抜けするし、挙げ句の果てには電解液お漏らしで基板ごとバー。
ということで、今回中華ケミコンは全部交換しました。

音響機器の改造関連を検索すると、コンデンサ交換のネタが凄く多い。
特に電源のデカップリングコンデンサは、とんでもない数のコンデンサを並列に繋いで
超大容量化してたりとか、ま、ネタとしては面白いけどね。
ただ、デジタル系の場合、大容量なケミコンより周波数特性の良いセラコンをICの電源ピン直近で
接続した方が良い。(電源の根元はある程度の容量が必要だけどね。)
でかいコンデンサを無理矢理繋げるために、リード線が伸びてL分が増え本末転倒です。

大体、電源投入時に時定数を持たせてリセット信号を作っている場合、
あまり大容量なコンデンサだと、リセット信号が意図した曲線で立ち上がらないなんてこともある。

今回は、電源SWのところに220uFを追加したのと、
基板の電源大元のC30を100uFから220uFに交換した以外は全て同じ値のコンデンサにしました。
種類も特に低ESRではない一般的な日本製コンデンサです。
この辺りは好きに選んでも良いけど、むやみに低ESR品だとレギュレータが発振したりするんで、
無茶な超低ESR品は止めといた方が無難。どうせ音もねぇ、、
(それより並列でチップ積セラをパラったほうが良いと思うが、
 これもまた積セラのESRを考えないといけないから結構大変かなぁ。)

で、基板はこんな風になりました。
DAC改造4

一応006Pでも動作させるつもりなんで、耐圧は最低でも16Vにします。
(3.3Vのレギュレータの最大入力電圧が12Vなんで、ここが電源電圧の上限。
尤も、最大電圧をそのまま使うことは無いので、7V位の電源電圧があれば十分なんだけどね。)

カップリングコンデンサのケミコンは、前記事のC21,27の4.7uFバイポーラだけ。
こちらは評価ボードは3.3uFなんだけど、少し低域を通したいので若干量アップしました。
4.7uFでも10Hzくらいは通りますが、もっと下に余裕が欲しければ10uFでも良いかな。
でも、CS4344の出力段があまり分からないし、電源投入時に若干の直流が出るみたいなんで、
ここも、むやみな大容量化は止めた方が無難な気がします。

大体、雑誌付録の8cmスピーカーで低域の再生なんてねぇ、、

さて今回はここまで。
電解コンデンサの交換は簡単だけど、一応きちんと設計すべき点もある訳です。

次は前面パネル関連をやってみましょう。

何とまじめな記事なんでしょう。うふふ。やれば出来る子なんです。
関連記事

DACを作ろう その2 ”中華DAC DN-68854を覗いてみる"

この手のハード系ネタを書くとき、こんなの誰が読むんだ?と自問する訳だ。
でも良いんだ。備忘録だもん。


さて、購入した中華DAC(なんか、北京ダックみたいだな。)の改造方針だ。
1. 金属ケースに入れる
(【TAKACHI】タカチHEN型放熱ケースHEN110312S(HEN110312S))
2. エラー表示とパワーオン表示の追加
3. リセットスイッチの追加
4. バッテリ動作の追加(006Pで動作)
5. Rotary SWで電源と入力切替(OPT/同軸)
6. 最終段のLPFの改造
7. 中華ケミコンの交換

こんな感じでやってみました。
取りあえず分解してみます。
DAC改造1
中華ケミコンと入出力系コネクタを外しながら回路を採って行きました。
DAC改造2

SPDIF RxのCS8416からDACCS4344の流れは、本家の評価ボードの回路とほぼ同じ。
ただ、最終段のアナログ出力は普通パッシブのLPFか、OPampでアクティブのLPFを組むんだけど、
DCカットだけしてRohmのヘッドフォンアンプIC(UTC3544)に繋がっている。
3544は6dBのゲインを持っているんで、わざわざ91kの抵抗で6dBのATTを組んで繋いでいる。
どうせ192kなんて通らないから、このIC自体をラインドライバ兼フィルタ代わりに使っているのか?
まぁヘッドフォンを鳴らすんならコレでも良いんだけど、普通のラインアウトにはちょっと酷いなぁ。

せっかく192kHz対応の系なんだから余計なチップは外して、普通にLPF組んで出力しましょう。
で、取りあえず評価ボードと同じパッシブLPFにしようとパターンを追っていたら、
なんか使っていない部品パターンが有るんだよね。

結局パターン修正しなくてもパッシブLPFが組めるのでした。
DS5884改造1

この図はLchだけだけど、3544を外してチップ部品でLPFを組み直せばOKです。
一応纏めると、( )内はRchです。
UTC3544 -> 除去
C26,R27(C22,R25) -> 除去
C27(C21) -> BP 4.7uF/16V (もう少し容量大きくても良いかも)
R30(R24) -> 470Ω
R29(R26) -> 10k
C28 (C23) -> 2700p (96kHz位の値、192k重視なら2200p, 44.1kなら3900p位かな)
電源投入時のポップ音対策するなら、CS4344の7,10pinを270k位で終端してね。

(この終端のおかげで、ちょっと電位が不明になったんでC27,C21はBPにしました。
 あ、後、ここのシルク印刷の極性間違ってるんだよね。)

問題はチップ部品が手に入るかなんだけど、ま、ダメなら小さめの部品でも大丈夫でしょ。
というか、チップ部品だと老眼にはハンダ付けの問題が、、
270kの抵抗はチップ部品が有れば裏面にちょうど良い配置ポイントがあるんだ。
P7010018.jpg

取りあえずコレでマトモなLPFになりました。今回はここまでにします。

しかし、これ、ホントに読む人いるのか、、
関連記事

DACを作ろう その1 ”USB Audio I/FとしてのPOD"

PC練習環境の要として購入したPOD HDなんだが、使っているうちに色々問題も判ってきた。

所有するCDのほぼ全てをiTunesに取り込んでいるんで、
ギターの練習に限らず、音楽を聴くときもPC経由で音を出すことが殆どなんだ。
PODにはUSB Audio I/F機能があるんで、PODのLINE OUTに
雑誌付録のアンプとスピーカを繋いで音楽を聴いている。

ギターを弾くときは、一応自粛(<--騒音扱い)ということでヘッドフォンで鳴らしている。

ここで困るのが音量調整なんだ。
PODは最終的な音量調整がMasterツマミによる1系統しか無くて、ヘッドフォン用の音量と、
LINEOUTのレベルを独立で設定することができない。

PODのLINEOUTはヘッドフォン出力に較べて、レベルが小さめなんで、
普通に音楽を聴くときにはMasterを上げることになる。
そうすると、ヘッドフォンからも結構な音量で音が出てしまい、あまりヨロシクない。
何より、ギターの練習のときと、音楽を聴くときに、
一々ボリュームを調整することになり結構面倒だ。

なんとか、音楽用アンプと、ギター練習用ヘッドフォンの音量を独立に設定できないかなぁと、
マニュアルを眺めていたところ見つけたのがPODのデジタル(SPDIF)出力です。
SPDIFの出力は固定レベルなんで、コイツに音楽用アンプを繋いでしまえば、
Masterはヘッドフォン専用の音量調整ツマミととなる!

おー!エウレカ!ブラボー!と思ったんだけど、
あ、オレDAコンバータ持ってネェや。

しょうがないから作るかと、色々データシートとか集めて設計してました。
でも、いやぁこの老眼でフラットパッケージのLSIハンダ付けキッツいなぁと、、

何とはなしに楽天で探していたら、こんな物を見つけたのです。


安っ!!
上海問屋DN-68854という激安DACです。しかし、光入力も有って192kHzの24bitって、、
スクラッチで作るより、コイツ改造した方が楽じゃネェか?

取りあえず購入して分解して回路を採ってみました。SPDIFはCS8416で、DACCS4344です。
8416は定番だし、4344は非力だけどまぁ192k/24bit対応だし。
コレと同じ構成で、1万以上で売ってるメーカー有るぞ。(水晶でリクロックとかしてるけどね。)

このまま使っても良いんだけど、中華ケミコンが怖いのと、
最終段のLPFの定数がおかしいのと、ヘッドフォンアンプLSIをラインドライバにしていたりとか、
ちょっと気持ち悪いんで、オーソドクスな回路に変更して、
リセット廻りやエラー表示なんかを加えて、マトモなケースに入れ直しました。

DAC2.jpg

勿論超高級DACには叶わないかもしれませんが、PODのLINEOUTに較べて
妙にステレオ感が向上して音像が広がるし、バッテリ動作も可能にしたんで持ち運べて便利です。

ということで、暫くコイツの改造ネタを書いてみることにします。
珍しく、具体的な改造記事として書いてみようかなと思うので、宜しく。

書く気力が続くのかが心配ですが。
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