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バカラッシュ

バカラッシュ

Jazz Guitar弾きです。
練習しながら忘れないように記録します。




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私がKEF LS50を選んだ理由 "だって同軸なんだもん"

予想外の収入って有るじゃないですか。
そしたら、同居人が
”スピーカー買ったら?限定品なんでしょ。”
って言うんですよ!ヤッホー!そりゃ、買いますよ。えぇ、限定品だし。

予想が外れるってことも有るじゃないですか。
いやいや止まりませんよ。物欲はね。もう限定品だし。金?知らんですよ(泣)。

ということで3月で生産終了の噂があるKEFのLS50を購入しました。
ペアで10万という、金銭感覚が麻痺しているオーディオ界ではローエンドらしいですが、
この辺りではもはや敵無しの売れ行き。各賞総嘗め。(十分高いっす。)

昨年のオーディオショーで何回か聴くことが出来て、
良く出来たスピーカだなぁと久しぶりに購入欲を刺激されました。
廉価版のD級アンプで朗々と鳴ってたのも購入ポイント。

本日到着。早速”開封の儀”を経て机の上にセッティング。
LS50-1.jpgLS50-2.jpg
LS50-3.jpgLS50-4.jpg

PC->改造DAC->雑誌付録アンプ->LS50というスーパーアンバランスなセット。
非力なアンプでもタップリとした低域と、滑らかな中高域でもう満足。
とにかく音像がピンポイント的に定位して、それでいて音場が広いというモロ好みの音なんですよ。

大型のスピーカにありがちなんだけど、もの凄くレンジが広くても、
音像がバカでかいタイプはダメなんだよね。
”お前のアコギは、ウッドベースか?”とか、”ボーカルの口でか過ぎ”とか。

この定位の良さはやっぱり同軸2wayのおかげかなぁ。
歳のせいで高い方が聴こえなくなってきているんだけど、位相だけは敏感なんだよね。
UniQと呼んでいるKEFの同軸は、フルレンジ一発並みの位相特性の良さが有りますね。
音場も広くてスピーカの外側にもピンポイント的に定位する。
良いなぁ、同軸。昔から好きなんだよね。同軸構造。

3時間位鳴らしてると、更に滑らかになってくる。
ただ、ちょっと低域が被り気味かなと思い、マニュアルを見ると
壁から20cm以上離せないときは、背面のバスレフダクトに
スポンジを詰めろと書いてある。

早速付属のスポンジを詰めたらコレがビンゴ!で更に音像がシャープになる。
ありがとうKEF先生。信じてついて行きます。

ツィータの方向が耳より下向きなので、廃品オーディオ機器から外した
インシュレータにソルボセインゴムを張ったものに載せ上向きにする。
エンクロージャーは固くて箱鳴りは殆どしないんだけど、これで机の防振にもなる。



これで、もうパーフェクト。オッケー。
超高域の再現性が若干落ちますが、それ以外はウルトラハイCPなスピーカです。
本当の意味でのあら探しには向きませんが、演奏者が使う録音用のモニタとしても使えそうです。

あぁ、とても良いものを買いました。KEF様有り難う。
関連記事

捨てたものは要らないもの "MP3でどんな音が失われるのか"

AV Watchというサイトの"藤本健のDigital Audio Laboratory"という連載で
このところ話題になっている記事に、MP3圧縮で抜け落ちた成分の考察が有る。

第504回:MP3圧縮で、どんな音が失われるのか
第536回:MP3でどんな音が失われるのか【続編】

彼がやっている実験というのは、圧縮前と圧縮後の音源の差分を取って、
どんな音が、どの位抜け落ちているのかを提示したもの。
これは所謂符号化誤差と呼ばれ、符号化アルゴリズムの優劣の最も基本的な指標だ。

抜け落ちた音だけを聴いてみると、結構普通の音楽成分も入っていて、
”こんなに音楽情報が抜けてるなんて !?"
なんて反応が結構有ったんだよね。MP3ってヤバいんじゃねーのみたいな。

ただねぇ、MP3規格標準化当時の流れを見てきた側としては、(僕は映像側の参加だったけど)
もう少しMP3圧縮の中身を知ってもらいたいなぁと思った訳ですよ。

MP3以前の音声圧縮は、伝統的な波形符号化だったので、
結局、如何に少ない情報量で、同じ音声波形を再現できるかという手法だった。
だから、圧縮前後の差分が限りなく0に近づけるのが目標。(藤本さんと同じ測定だね。)
ところが、これには限界があって、あまり情報量が削減できないんだな。

そこでMP3は聴覚心理による知覚符号化を導入した。
これは、簡単にいうと、人間が聴こえない部分は大胆にカットして、
聴こえるところだけを対象にしようというもの。(他にも色々あるけどね。)

聴こえない部分って何かというと、大きい音の近くにある小さい音な訳だ。
例えば、1kHzの大音量が鳴ると、1.01kHzの小さな音は聴こえなくなる。
時間的にも、その前後の小さい音は聴こえない。
(面白いことに時間的に前の音も聴こえないんだな。)

20130211145715.jpg

じゃ、聴こえないなら、捨てちゃえ
というのがMP3なんだな。聴こえるところだけを重点的に符号化するから
効率が上がって、128kbpsなんて1/10の符号量でも、それなりの音質が達成できたんだ。
(192kbpsくらいから人間では聴き分けが難しくなると思う。)
つまり抜け落ちた音だけ聴くと、結構音楽情報が入っているんだけど、
これは脳が要らないとして捨てている成分が大部分なんだ。

ところが別の問題がでてきた。
知覚符号化になると、波形は崩れているのに人間にはちゃんと聴こえてしまう。
つまり、藤本さんがやっているような差分の大小じゃ、符号化の優劣が判らないんだ。
となると、評価は全て主観評価に頼らざるを得ない。

沢山人を集めて、さぁ、どの符号化アルゴリズムの音が良いと思いますか?
ってやらないと、どれが良い方式かが判らなくなってしまった。
主観評価は本当に難しいのに、毎回これじゃ開発側の手間が膨大すぎる。

結局、MP3の標準化は主観評価の代わりになる評価指標を見つけるのが大変で、
みんな苦労したんだね。だから、藤本さんの実験に対して、
差分がこんなに有ります!大変です!
みたいな反応があると、”いや、大変なのはそこじゃないんだよ”と思っちゃうんだな。

ここをちゃんと調べてみたいなら、当時の中心的メンバーだった
元アスキー、GCLの金子格さんの論文(第二章)が詳しい。

MPEG(MP3)の標準化の頃は技術的なイニシアチブは日本が取っていてんだけど、
標準化により、ノウハウが無くなってしまい結局日本の凋落を生んでしまった。
何でも安くなって、消費者としてはありがたい限りだけど、
あの当時の技術者達は、こんな日本は想像していなかった。

もし、MPEGをきちんと見てみたい人への解説本の決定版がコレです。

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筆者連はMPEGの標準化の中心的メンバーばかり。
良い本ですよ。

補足:
藤本さんの記事で、もう一つ問題にしていたインパルス応答の波形訛りは、
ま、帯域制限してるんだから、インパルスがsinc関数波形になって行くのは当たり前だし、
1000サンプル程度のズレは、MP3のDCTの窓関数幅が1000サンプル程度なんで、
そのために無音サンプルを付加してるだけだと思うんだけどね。どうだろ。
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