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バカラッシュ

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Jazz Guitar弾きです。
練習しながら忘れないように記録します。




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モレノ三昧 その3 Guitar Workshop メロディー編

さて、Mike Moreno Guitar Workshopのレポートは、今度はメロディー関連を紹介してみます。
コードワークの時はルバードで弾いていましたが、一転してメトロノームを鳴らしてのデモに。

先ずは、Confirmationのテーマを弾く。
この手のバップ系のテーマってギターじゃ難しいんで、細かい節回しを簡易化しちゃうんだけど、
ここでは、全く誤摩化し無し。
彼曰く、左手の運指をきちんとして、テンポ、タイミング、節回し全て正確にすることが
メロディの練習の基本とのこと。
所謂プリング、ハンマリング等のレガートテクニックは、ここでは皆無でした。

所謂スケール練習をやらなくても、この手のテーマで基礎練習をすれば十分ということでしょう。
”メロディーを本当にきちんと弾ければ、ソロだって弾けるんだ”
という言葉が印象的でした。

この後、マンネリの打開法についての質問が有りました。
彼は、”ギタリストの演奏を聴かないで、他の楽器を聴くのが良い”という答えの後、
ギタリストは同じポジションで演奏しがちだけど、管楽器のようなフレージングをするために、
ネックのポジションを大きく使うようにするというアドバイス。

幾つかポジションを大きく使ったフレーズを弾いてくれたので、採譜してみました。
特にアウト系では無いんだけど、速く弾くとカッ跳び系に聴こえるんだよなぁ。







最後のは彼が多用する所謂スイープ系のフレーズ。
細かいコードアルペジオを繋げているんだけど、微妙に拍の頭をずらすのがミソ。

この後も、ピアノと演るときに注意点は?
(音量もボイシングも、ピアノとギターで一つのサウンドになるように考えてる)
とか、マルキオーネシリーズの紹介とか、もう盛り沢山のクリニックでした。
最後にサインをしてくれたんですが、日付を間違えて済まなそうにしてたのが印象的でした。

今まで、色々な人のクリニックを観ましたが、一番面白いクリニックだった気がします。
このところ、指で弾くことが多かったんですが、彼みたいにもう一度ピックを持ってみようかな。

いや、それで弾けるのかというと、別なのは判ってるんですけどね。
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モレノ三昧 その2 Guitar Workshop at 青山 Body & Soul

Hoochiesが主催したMike Moreno Guitar Workshopに参加してきました。
意外に参加人数が少なくて、総勢20人位でしたが、それはそれは濃密なクリニックでした。
(少しなら録音や、録画もOKだよという太っ腹なご説明。)

まずは、彼の機材から。
Guitarは勿論MarchioneMike Morenoモデル。
最初は1pickupでウッドテールピースだったがこれを拒否して
彼が以前使っていたES-335のネック形状やコントロール系と同じにしたそうです。
彼曰く、プレイヤビリティもサウンドもとにかくイーブンとのこと。
どのポジションでも弾き易く、全てが素直に均一に伸びるサスティンで、軽いと。
若干ミドル寄りな音で、他のMarchioneと弾き較べて、やっぱ自分のが一番良いとご満悦。
IMG_0182.jpg

足下のペダルでは、RCBoosterとLandgraffのオーバードライブは掛けっ放し。
これも音をミドルに纏めるためだそうです。あとは、Straymonの空間系かな。
Pit Innではボリュームペダルを上下させたトレモロっぽいサウンドを多用してました。

アンプは、Pit Innではポリトーンでしたが、クリニックでは多分Hoochiesが用意したCarr。
クリニック中にアンプを数10cm後ろにずらして音色を調整してましたね。
(相変わらずの神経質な感じで、途中スネアのスナッピーの鳴りに演奏中断してました。)

さてClinicはMikeのソロギターからスタート。
なんとIsfahan!、そしてMiles Ahead。
右手の中指でピックを持ち、ダウンを多用するスタイル
(アップはスイープ系のフレーズ以外殆ど使わないみたい。)
コードを弾く時はピックを手のひらに仕舞って、右手の小指も使うのがビックリ。
この後、そういった奏法について質問されても、全く意識してないという回答。
”質問されるまで、そんなこと自分でも知らなかったよ”だって。

更にソロギターでEcaroh、演奏後、R.I.P Horace!と言ってましたね。
(しかし、選曲が意外だったなぁ。)
ここで、Mikeが唐突に、
”ギタリストが犯す間違いは、教則本を買うことだ!”と言い出す。
試しに、教則本に載っていそうなコードパターンを弾いて、こんなのはJazzじゃないとバッサリ。
教則本からは何も得ることは出来ない、Jazzのサウンドは全てレコード(!)から盗め!
との有り難いお言葉。

じゃ最初はシンプルなコードワークから初めて、段々複雑にして行くからねと言って
弾き始めたAll the things you areが凄かった。
複雑になり始めたところを採譜してみました。(ルパートだからリズムは参考までにね)


この後、音を採譜するコツはという質問で、毎日ひたすらヤレとの身も蓋も無い答えの後、
”耳だけでコードが判る生徒はいないんだよね”といって後ろを向いてコードを弾く。
”このコードネームはわかるか?”というコード当てテストが始まる。

因に、この時弾いたコードは、D13sus4(#11)でした。
誰も判らない。無理。(いや、そりゃ無理です、こんなコード)
彼は、一音変わった音が入っているはずだとアピールして、
ニュアンスを変えた弾き方で、なんとか当てて貰おうとするのですが、誰も判らず。
当ててもらいたい音はsus4だったようで、
最後、露骨にsus4を強調した弾き方でやっと判りました。
(答えたときに、ちょっとだけニコッとしてくれたのが印象的でした。)

彼のコードワークって、所謂指を固定したコードフォーム的な物はなくて、
カウンターメロディーっぽい流れを高速アルペジオ的に弾く感じなんだよね。
確かに、これは教則本には載ってないなぁ。
これは採譜しただけでは指の動きがわからない。
あぁ、ビデオカメラ持って行けば良かった。

ちょっと長くなってしまったんで、メロディー関連は次回に書いてみます。
関連記事

モレノ三昧 その1 Mike Moreno Live At 新宿Pit Inn

7月末から8月に掛けて個人的にMike Moreno関連が続いたが、
これがまた強力な内容だったので、少し時間が空いたけど書いてみる。

先ずは、新宿Pit Innでのライブ。
Mike Moreno Quartet Live At Shinjuku Pit Inn, Jul. 25, 2014
Mike Moreno (g)
Sam Yahel (p)
Doug Weiss (b)
Jochen Rueckert (ds) (Justin Brownから変更)

リーダーライブは昨年の横浜Kamome以来一年振り。
このライブは凄く良かったんだけど、Kendrick Scott Oracleで観たときは
かなりナーバスな感じで正直あまり良くなかった。
何というか、基本的に神経質なんだよね、きっと。

Mike Morenoをカモメで観た。
Kendrick Scott Oracle at Cotton Club Sep. 11 2013

若干の不安を抱きつつ、ほぼ15年振りの新宿Pit Innに到着。
予約番号が4番で小躍りしてると、ドラムがヨッケン ルッカート変更という張り紙。
誰だ?と思ってると、一緒に行ったtitoさんから説明を聞いてやっと思い出す。
Jochen Rueckertか!
読み方判んなかったんで、勝手に中南米あたりの出身で
脳内で適当にジャクインロドリゲスとかに変換されてたんだよね、彼の名前。
Kurtが参加したCDが凄く良かったので、一度観たいと思ってたので嬉しい交代。

IntroductionIntroduction
(1998/05/05)
Jochen Rueckert

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開場を待ってると、Hiro Yamanakaさんが来たのでご挨拶。
マルキオーネ繋がりで取材かな?Jazz Life? Jazz Guitar Book? 楽しみ。

最前列に座れたので、ワクワクして開演を待つ。
昨年のKamomeでも演った、The Hills Of Kykuitでスタート。
バンド全体に若干固さが感じら、ヤッパリ来日初日はハズレか?と思ったんだけど、
Mike Morenoの長めのイントロから始まった3曲目から俄然纏まってくる。
1st Setは、Another WayのThe Mariner以外はほぼ未発表曲。
(昨年のKamomeでも演った曲が結構有ったけど)
1st最後は、なんとGill EvansのMiles Ahead。これが凄く良かった。
先のCD"introduction"でも思ったんだけど、Jochenのスタンダード良いよなぁ。

2nd Setは一転して、スタンダード中心。
Serenity - Airegin - But BeautifulのMike Moreno定番。
変態アレンジのAireginは、今回もヤバさ満開なんだけど、
前回のAri Hoenigに較べてJochenが無茶しないんで、ギリギリセーフか。
最後にThe Spining Wheelで締めて、更に大満足。
若干、終電が心配のなかアンコールを待つと、Sam Yahelが客席から誰かを呼び出す雰囲気。
何だと思うと、スーツ姿でサックスケースを持つ男が登場。
Eric Alexander!でした。
最後はノリノリのWoody'n You(Izuiさん曲名ありがとうございます。)
次回は是非、このQuintetで来て下さい。

Mike Morenoは相変わらずカッ跳び系のフレーズ満載でした。(こんな感じ)

この一週間後にMike Moreno Guitar Workshopに参加したので、
細かい奏法、機材なんかのプレーヤー向けの話を次回書いてみるのだ。


Another WayAnother Way
(2012/03/06)
Mike Moreno

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