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バカラッシュ

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Jazz Guitar弾きです。
練習しながら忘れないように記録します。




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Batt-O-Meterを作ってみる

エフェクタをACアダプタで駆動すると、どうしてもリップルや
電源経由のエフェクタ間のノイズの回り込みとかが問題になってくる。
それで電池駆動に拘る人もいるんだと思うんだけど、電池切れのリスクが有る訳で、
バッテリチェックが必須になる。

エフェクタから電池を取り出して、テスタなんかで電圧チェックすれば良いんだけど、
ハンドメイド系のエフェクタなんかだと、裏蓋のネジを外さないと電池にアクセスできないので、
チェックするのも大変だよね。

たまたまネットで見つけたエフェクターのバッテリチェッカが有りました。

Keith McMillenのBatt-O-Meterという製品です。
エフェクタの入力ジャックにプラグを差し込んで、内蔵電池の状態を表示するモノらしい。

大半のエフェクタはジャックが電源ON/OFFを兼ねている。
これはステレオタイプのジャックを使って、回路のGNDをジャックのリング端子に、
電池のマイナスをジャックのGNDに繋いでおく。
そこに通常(モノ)のプラグを差し込むと、ステレオのリング端子とGND端子間がショートして、
電源が接続される仕組みだ。
ここにステレオのプラグを差し込み、リングとGND間の電圧を計れば電池電圧が測定できる。

(* 電圧計は大抵抗と見なせるので、エフェクト回路には殆ど電流が流れない。
 従って、エフェクト回路での電圧降下がほぼ無視できるので、
 回路のGNDには、電池の電圧がそのまま現れるという原理です。)

使用中のIKEA電池を使って実験してみました。電池単体は8.98Vでした。
Batt-O-Meter1.jpg
電池をエフェクタに入れた後、テスターにステレオプラグのリング、GNDを配線して測定。
(多くのデジタルテスタは極性どちらでも測定してくれます。)
Batt-O-Meter2.jpg Batt-O-Meter4.jpg
この時の測定値は8.96V。回路の電圧降下が少し有りますが、電池電圧測定には使えそうです。
因に、テスタを電流計にすると回路の消費電流(7.33mA)が計れます。
Batt-O-Meter3.jpg
電流計の端子間ほぼ短絡状態になるので、今度は回路が普通に動作しています。
(エフェクトLEDが点灯してますね。)
ACアダプタは最大供給電流があるので、消費電流を計測して最適なACアダプタを選択出来ます。

デジタルテスタは数百円で買える時代なんで、ステレオプラグと接続して、
Batt-O-Meterモドキを作ってしまっても面白いですね。


因に、僕のテスターは周波数カウンタが付いているんで、
ステレオプラグのチップ端子を使って、ギターに繋いでみました。
デジタルチューナーになるかなと期待したんですが、流石にカウンタを駆動できなくて、
不安定で使い物にはなりませんでした。

こうなったら、受け用のバッファを組み込むか、
それとも、低周波発信器でシステム断線チェック機能を入れるか。
テスタって抵抗測定用に電圧を供給できるんで、これを電源にすれば
電池測定には使わないプラグのチップ端子に色々仕込めそうです。

仕事でテスタなんて飽き飽きしてるのに、なぜ趣味だと楽しいのでしょうか。
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Rocktron Compressor 300Gを覗く

80年代後半くらいにラックマウントの機材が出始めて、
まぁ90年代は、アマチュアも含めてギタリスト総ラックシステムだったよなぁ。
かく言う私も、ADAのMP-1と、RolandのGP-16を愛用してました。
今ではアンプ直か、KORGのPandoraを使う程度になりましたが、
モノとしてのエフェクタは興味が有って、中古を安く買って回路を採ることは続けています。

RocktronというとHUSHというノイズサプレッサで一世を風靡した訳ですが、
それまでのノイズゲートは、ノイズが目立つ無音時(or 小音時)に
自動的に音をミュートして、あたかもノイズが出ていないように錯覚させる仕組みでした。

HUSHは従来の音量調整だけでなく、ローパスフィルタも自動追従させたところがミソで、
ギターに高音域が少ないときは、ローパスフィルタでノイズを押さえる処理をしてます。
結局VCF+VCAなんで、アナログ乗算器が必要になるんですが、
初期は、CA3080のようなOTAを使わず、対数変換+加算器で乗算回路を作ってたみたい。

A x B = log-1((logA + logB)) <- 乗算って対数を取ると加算になるでしょ。
対数変換とか加算器はオペアンプで作れるから、低品位なOTAを使わなくて済みます。
その内、HUSH専用のLSI(RSP2050)を作って搭載するようになったのですが、
Rocktron300G2.jpg

まぁ結局乗算器なんで、これを使ったVCA系エフェクトもラインナップに加わりました。
その中のギター向けラックマウントのCompressorが300Gです。
Rocktron製品に共通している特徴ですが、ギタリストが使い易い音色、機能でした。

Rocktron300G3.jpg Rocktron300G4.jpg

近くのハードオフで3,000円で確保したのが昨年末。
一応、動作確認したところ、特に問題無く動作してるようなので、
色々音を出しながら、回路を採って行きました。
結局入出力のバッファから、件のRSP2050に繋がるので、細かいところは断念。
OPAMPはTL072とTL064でした。
072は割とギター向けのちょい派手な音色なんで、嫌いではないのですが、
064は低消費電力版で、あまりこれを使うのはどうかなぁと思いますね。
実際には音に関係無いCV抽出系が殆どですが、でも最終段のバッファは064なんだよね。
それから、エフェクト切り替えのアナログスイッチはDG212でした。
4066とかじゃないんだね。ちょっと意外。

もうパターンが劣化して、すぐ剥離してしまうのであまり無理は出来ない状態なので、
取り敢えず、オリジナルを尊重して、ヤバげなケミコンの交換と
レベルとリダクションの表示LEDの一部が点灯しないのを修理しておきました。
Rocktron300G1.jpg

Rocktronの基板は凄く実装密度が低いし、ジャンパー線だらけ。
それでも結構良い音がするから不思議だよね。
結局このメーカは部品の定数選定が本当に上手なんだと思う。

ビンテージのコンデンサとか、艶有り4桁シリアルなんかに拘るくせに回路はコピー。
少しはRocktronを見習えよと思うのでした。
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