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バカラッシュ

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Jazz Guitar弾きです。
練習しながら忘れないように記録します。




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Hristo Vitchev Master Class その2

Hristo Vitchevセミナーの2回目(@American Guitar Academy)は、
Blue In Greenのソロギターから開始。

今回は、ペンタトニックスケールの使い方に集中した内容とのこと。
先ずKey=CにおけるIIm7としてのDm7を例にしてみる。
Dm7に使えるペンタトニックスケールを、Cメジャースケールから抽出すると、
Dマイナーペンタ(D,F,G,A,C = 1,b3,11,5,7)
Aマイナーペンタ(A,C,D,E,G = 5,7,1,9,11)
Eマイナーペンタ(E,G,A,B,D = 9,11,5,13,1)
以上の3つとなり、それぞれDm7のテンションの含有が違う。
Dマイナーペンタは最もインサイドな響きだし、
9,11,13のテンションが含まれるEマイナーペンタは、浮遊感のあるサウンドになる。

ここでも、ペンタトニックスケールをポジション移動無しで弾けることが重要で、
それにより、3音、4音毎といった細かい単位で、3つのペンタを混ぜることができる。
元々、半音のインターバルが無いペンタトニックスケールに対し、
複数のペンタを細かく混ぜることで、半音の動きが出てくるのがポイントらしい。

ここで"Cメジャースケール以外、例えば、Cメロディックマイナーに対しての
ペンタトニックスケールはどうなるの?”という質問が有った。

Hristo曰く、基本スケールから5音を抽出すれば良くて、色んなのがあるよと。
Cメロディックマイナーに対して紹介したのは、以下の2つ。
Dマイナーペンタ(D,F,G,A,C)
A Half Diminishペンタ(A,C,D,Eb,G)
A Half Diminishペンタは、マイナーペンタの5度を半音下げたもので、
CmM7コード上でデモ演奏してましたが、えらくかっこ良かったです。

で、この後、G7,CM7で使えるペンタを挙げてくれました。
G7
Dマイナーペンタ 最もインサイド
Aマイナーペンタ ”スティーヴヴァイっぽよね。”
Eマイナーペンタ ”ジョンスコがやるカントリーっぽいやつ”
オルタード系だと、Abメロディックマイナーから抽出する。
Bbマイナーペンタ
Abマイナーペンタ (Gbはスケール外なんで、所謂ビバップスケールのGb-G-A的に処理する)
ブルーススケールから抽出した、
Gマイナーペンタ

CM7(Fの代わりにF#を使いたいので、Cリディアンから抽出する)
Aマイナーペンタ
Bマイナーペンタ
Eマイナーペンタ

参加者から、”結局何でも使って良いって結論になるんじゃないの?”という質問があって、
それに対してPat Methenyの発言を引用して、”12個の半音が有るだけだ”と言った後、
ただ、12音の全てが同等ではなく、コードトーンとそれ以外という認識が必要だよと。

テンション->コードトーンのテンションリリースが大事だそうです。

------

まぁスケールからのペンタトニック抽出って、良く有る考え方だと思う。
セミナーの内容は、この本に凄く近い。



ただ、ものすごく細かい単位でペンタを使い分けができると、
別の世界になるんだということを目の前で実演してくれたんだよね。

最後はまた、How Insensitiveで終了。
プレーは凄いけど、とても人懐っこい人でした。



関連記事

Hristo Vitchev Master Class その1

今年の4月にMotion Blue Yokohamaでブルガリア出身のギタリストである、
Hristo VitchevのPiano(Weber lago)Duoライブを観た。

Hristo Vitchev & Weber lago at Motion Blue Yokohama, Apr. 4 2017

これがとても良くて、彼のレッスン動画の内容を自分の練習に取り入れたりしている。
彼が再来日して、全国でセミナーやプライベートレッスンをやるということで、
都内でやった2回のセミナーに参加したんで、備忘録も兼ねて纏めてみる。

8/1のセミナー(@ミューズ音楽院)は、How Insensitiveのソロギターから開始。
ピアノ的に捉えたギターの運指、ポジショニングをテーマにするとのこと。
ピアノの場合、音程と鍵盤が1対1で対応しているが、
ギターは一つの音程を複数のポジションで弾くことが出来る。
これが運指を複雑にしてしまっているので、ある一つのポジションに限定して運指を考えてみる。

指が4本なので、1ポジションは4フレットの範囲を基本とする。
例えば、2フレットから5フレットまでの4フレットx6弦=24音が1ポジション。
一つのポジションから左右に移動すること無く、全てのスケール、コードアルペジオを
弾けるようにしようというのがHristo流運指の考え方。

2f-5fポジションで、Cmaj7アルペジオを弾く場合、
6弦3フレットGの中指を開始点として、多分こんな運指かな。
3f/6 - 2f/5 - 3f/5 - 2f/4 -5f/4 - 4f/3 - 5f/3 - 5f/2 - 3f/1 (フレット/弦)

じゃあDmaj7アルペジオを弾くならどうするか。
ギター的にはそのまま2フレット高くずらせば、同じ運指で弾けちゃうんだけど、
それだと、弾きたいコードアルペジオ単位で、ポジション移動になってしまう。

なので、ポジションを固定し、
6弦2フレットF#を人差指で押さえる運指で弾く。
2f/6 - 5f/6 - 4f/5 - 5f/5 - 4f/4 - 2f/3 - 2f/2 - 3f/2 -2f/1 - 5f/1

この運指が頭、指に入っていれば、ポジション移動無しで弾けるから、
速いテンポのコードチェンジにも対応できる。

今、当たり前と思ったよね、
そう、当たり前なんだけど、これが出来るということは、
全てのスケール、アルペジオが任意のポジションで弾けるということだ。

例えばCmaj7のアルペジオなら、6弦上に
3f -G 7f-B 8f-C 12f-Eの4音が有るんだけど、
それぞれを、人差し指で押さえる、中指(or薬指)で押さえる、小指で押さえるという
運指があるので、4音x3開始指の12パターンの運指が存在するのだよ。

Cmajスケールなら、6弦上に7音有る訳で、
それぞれを3開始指とする運指を考えると、7x3=21パターンの運指だよ。

Hristo Vitchevさんは、この運指の可能性を全てやれと言ってる訳で、、
(全スケール、全コードで、、 まぁ、かなりダブる運指になるんだけど。)

因に彼は、セミナー中に、参加者から任意のルートを3、4個選んでもらって、
その場で1ポジションであっさりと弾き切っておりました。



このレッスン動画の2:20位から、key=Fのダイアトニックコードアルペジオを、
1ポジションで弾く例があるんで参考にどうぞ。

勿論、コレが出来るということが最終目的ではない。
あるポジションで演奏してたときに、任意のスケール、コードをインポーズできる訳で、
セミナー後半では、例えば、G7を弾いていたときに、裏のDbをぶっ込む、
オルタードとしてBbアルペジオと交互にインポーズするとか、どんどん恐ろしいことになっていくのでした。

続きたい。

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