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バカラッシュ

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Jazz Guitar弾きです。
練習しながら忘れないように記録します。




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'13 今年買って良かったモノ ”本

大好きだった作家が、自分の中で役目を終えるというか、リアルじゃなくなることがある。
今年はそれを感じる一年だったような気がする。

今年のベストセラーは村上春樹の"色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年"らしい。

村上春樹は彼が群像の新人賞を取ったときからずっと読んできた。
世界との捩れの違和感を描くのに、何故か圧倒的なリアリティだったんだ。
彼の場合は、地下鉄サリン事件のルポを書いて以来、少し変わってしまった気がします。
現実の持つ理不尽なパワーが、彼にフィクションとしての捩れ感覚の描写を
スポイルしてしまったとしたら、少し残念な気がしますね。
この本もやはり私にはリアルに感じることがありませんでした。
但し、翻訳家としての彼は、翻訳対象の選択も含めて素晴らしいと思います。

この"恋しくて”という短編集は、一風変わった恋愛小説を彼が選択、翻訳したもので、
とても良い出来ですね。一時期はコレがベストかなとも思いました。

ミステリーでは、宮部みゆきの桜ほうさら、島田荘司の星籠の海が有りました。

でもなぁ、こういうのが読みたいんじゃないんだよね。
この二人も私にとっての役割を終えてしまったような気がします。
小暮写真館の切なさや、占星術殺人事件の驚きを求める自分が我儘ということなのかなぁ。



単純に面白かったと言えば、コレなんだけど、いくら新装版とはいえ
さすがに今更"エンダーのゲーム"を'13年度のベストにするのは抵抗が、、

でも、映画化されたし、不評だった訳が変わったので、もし未読の方はこの機会に是非。

ということで結局コレがベストでした。


私の今年の読書は、年明けのVol.6の3巻で始まり、年末のVol.7で終わったことになります。
多くの謎を含んだまま終わったVol.1に向って、過去から時系列的に追ってきたこのシリーズも
大分、色んなことが解明されていました。

毎年、結局コレをベストにしてしまいますが、小川一水さんは、本当にいつも安定して面白い。
SFというジャンルの全てがつまっている鉄板のシリーズです。

昔、夢枕獏という作家が、シリーズ物を10年かけて書く楽しみが作家に有るとすれば、
それを纏め読みするという楽しみが読者にはある、と言っていましたが、
まぁ此処までを纏め読みでも十分過ぎるほどの満足感を味わえるはずです。

そして、次巻を身悶えして待つ感覚も共有しましょう。

あ、一応漫画のベストも

残された父娘の奮闘記というありがちな設定を、御飯を中心に持ってきたところが新鮮。
とにかくつむぎさんが可愛いのです。

さてさて、来年はどんな本が出るのか。楽しみに待ちましょう。

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